社員の心を守るのも、経営の仕事かもしれない

最近、精神疾患を患う従業員に関する相談が本当に増えています。

私事ですが、分室が入っているビルの1階には、障害者就労支援を行っている会社が入居しています。

そこで見かける利用者の方々は、正直に言って“ごく普通”です。
むしろ普通すぎて、「顧問先へ紹介したい」と感じるほどです。

つまり、今は特別な人だけが不調になる時代ではありません。

普通に働いていた人が、ある日突然、心が壊れてしまう。
それは本人にとってはもちろん、会社にとっても、社会全体にとっても大きな損失です。

少し話は脱線しますが、ニュースで闇バイト関連で逮捕された若者の年齢を見るたびに、私は同じような“社会的損失”を感じます。

本来であれば、普通に働き、普通に生活できたかもしれない人材が、社会からこぼれ落ちていく。

この損失を、何とか減らせないものかと考えてしまいます。


若者が安心して働くために必要なのは、
私は「予測できること」だと思っています。

  • この会社でどう成長できるのか
  • 何をすれば評価されるのか
  • どういう手順で仕事を進めればよいのか

そういった“見える化”は、働く人に安心感を与えます。

例えば、

  • 就業規則や人事制度によるキャリアの見える化
  • 作業マニュアルによる業務の標準化
  • 誰に聞けばよいか分かる相談体制

など、使用者側が工夫できることは意外と多くあります。

もちろん、一気に完璧にはできません。

だからこそ、まずは現場経験のある専門家に相談し、
自社の課題を棚卸ししてみることが大切だと思います。

そして、優先順位をつけながら、少しずつ改善していく。

結局、地味な積み重ねしかありません。

世の中の社長さん、本当に大変な時代ですが、頑張りましょう。

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